新学期

研究会を変えたせいか、恋愛のせいか、せいにしていいのかよくわからないけれど、毎日ジャーナルをつけないようになった。研究会でのジャーナルは監視の機能が確かにあったから毎日のように更新できたかもしれない。しかし、あまりにも明らかなせいでそれが評価されなかった時の挫折感もすごかったけれど。卒業というのは、監視の機能から少し離れて、自分に望ましい生活を保つことかもしれない。見られなくても書き続けていることがもはや素晴らしいことかも。確かに毎日ジャーナルをつけていると、何かを書くときに自信のようなものがつくし、すらすら書くことに抵抗もそこまでない。その感覚が恋しくなった。

 

3年から4年。多くのものが変わった。関係性も、場所も。寂しくも運命としても感じているが、なんだか悪くない。新学期特有の居心地悪さはあるが、落ち着いてくることを知っているから不安だけど、そこまで気にならない。進級してから変わったことは、口数が減ったことだ。